被災者への車の無料貸し出しを支援 不要の車寄付 都城の女性

能登半島地震の被災者に車を無料で貸し出している団体を資金面で支えようと、都城市の女性が18日、不要になった車を団体に寄付しました。

寄付を受けたのは、能登半島地震などの災害の被災者に無料で車を貸し出す支援を行っている「日本カーシェアリング協会」です。

この団体では不要になった車の寄付を募っていて、提供された車を自動車部品のリサイクル業者に引き渡し、代金を活動資金の一部に充てています。

18日は、都城市太郎坊町に住む野崎かおりさんが軽乗用車1台を寄付しました。

野崎さんによりますと、車は福岡県に住む75歳の母親が17年前に購入したもので、ことし、母親が運転免許を返納したのに伴って寄付を決めたということです。

母親が、亡くなった父親と一緒に都城に遊びに来る際にも乗っていた車で、野崎さんにとっても思い入れがあるということで、最後に記念撮影をして業者に引き渡していました。

車の寄付は専用のサイトや電話で受け付けられ、日本カーシェアリング協会ではこうした支援も原資にして、7月末まで能登半島地震の被災者への車の貸し出しを続ける予定です。

野崎さんは「皆さんの役に立てばうれしいという気持ちと寂しい気持ちがありますが、自分たちのお金に換えるよりも困っている人のために少しでも役立ててほしい」と話していました。