宮崎市の市街地にイノシシ出没！行方が分からなくなる 注意を

１７日朝、宮崎市の市街地にイノシシが現れ、警察や市の職員が捕獲を試みましたが、その後、行方が分からなくなりました。
警察や市ではイノシシを見つけてもむやみに近づかないよう注意を呼びかけています。

警察によりますと、１７日午前７時すぎ、宮崎市新別府町で「川の土手のあたりにイノシシがいる」と通報がありました。

さらに午前７時半すぎには西に１キロほど離れた吉村町の檍中学校の近くでも目撃情報が寄せられました。

警察官や市の職員などが捕獲に当たりましたが、イノシシは逃げ続け、浮城町の家電量販店付近を最後に行方が分からなくなりました。

檍中学校では生徒たちに対して、一人で下校せず遅い時間に出歩かないよう、校内放送で伝えるなど対応にあたったほか、イノシシが敷地に入った住宅では窓ガラスに鼻の跡が残っていました。

この住宅の男性は「ここに住んで３０年くらいだが、イノシシが出たのは初めてでびっくりした。娘が車で帰ってきたときに後ろにいた」と話していました。

檍中学校の永岩征龍生徒指導主事は、「校門の前に立って登校してくる生徒たちの見守りを行っている最中に知りました。びっくりしました」と話していました。

警察や市ではイノシシを見つけてもむやみに近づかないよう注意を呼びかけています。