宮崎北高校のサイエンス科で座談会 先輩が新入生にアドバイス

自然科学について探求する宮崎北高校のサイエンス科で、新入生が先輩から探求活動や学校生活についてアドバイスを受ける座談会が開かれました。

宮崎北高校サイエンス科では自然科学を探求し、研究結果をポスターや論文などで発表する特色あるカリキュラムが組まれています。

学校では毎年、2年生と3年生が入学したばかりの1年生に探求活動や学校生活について指南する座談会が開かれていて、ことしはおよそ40人の新入生に対し、先輩70人あまりが参加しました。

歓迎のあいさつでは2年生の佐藤光優さんが「1人1人の個性が強くにぎやかな学科です。一緒に学生生活を楽しみましょう」と述べ、新入生の中馬越綾乃さんが「化学の力でさまざまな物質が変化することに探求心をくすぐられました。3年間を充実させたいです」と応えました。

このあとグループに分かれて座談会が始まり、先輩が後輩たちへ、1年生の楽しみとして県内外で生物や地学を学ぶフィールドワークなどを紹介していました。

このほか新入生からは進路や部活の質問もあり、授業以外でも科学を学べる科学部があることを説明していました。

新入生の女子生徒は「先輩の話を聞いて学校生活が楽しみになった。生物と地学に興味があり、将来は学芸員になって科学を身近なものにしていきたい」と話していました。