海水浴シーズンを前に高鍋町の海水浴場で水質検査

海水浴シーズンを前に、高鍋町の海水浴場では保健所による水質検査が行われています。

県と宮崎市の保健所では、海開きに向けて毎年この時期、水質に問題がないか、あわせて15の海水浴場で検査を実施しています。

高鍋町の高鍋海水浴場では、16日と17日の2日間予定され、初日の16日は、午前9時ごろ、高鍋保健所の職員3人が検査を始めました。

このうち1人は、ウエットスーツに救命胴衣を身につけて海に入ると、胸くらいまでつかりながら容器に海水を採取していました。

検査するのは、いずれも海水の汚れ具合を示す腸管出血性大腸菌・O157やCOD・化学的酸素要求量などです。

各海水浴場で採取された海水は、県の衛生環境研究所などに送られて水質がチェックされ、結果は6月中に公表されます。

高鍋海水浴場の海開きは、7月20日ごろの予定で、町の観光協会では「コロナ禍が始まる前の1万人を超えて来場していただければ」と期待しています。