災害時の炊き出しやスポーツで住民と外国人が交流 新富町

災害時の炊き出しを想定したカレーの調理や、スポーツを通して地元の住民と外国人が交流を深める催しが新富町で行われました。

この催しは、宮崎青年会議所が地元の住民と外国人の交流を深めてもらおうと企画しました。

新富町の三納代運動広場では、町に住むインドネシア出身者などが参加して災害時に水の利用が制限される状況での炊き出しを想定してカレーを調理しました。

参加者はとぐ必要がない無洗米を炊き上げ、腰を下ろす部分を取り外すとかまどとして利用できる「かまどベンチ」でカレーを作りました。

参加者は、できあがったカレーライスを食べて味を確かめていました。

近くのサッカー場では宮崎県ベトナム人協会と地元の高校の女子サッカーチームのメンバーによる試合が行われ、スポーツを通じて交流を深めました。

カレー作りに取り組んだインドネシア出身のモハマッド・グスティアナさんは「初めてこのようなイベントに参加しました。無洗米の炊き方は簡単だと思いました。カレーはおいしかったです」と話していました。