プロボクシング2団体統一王者 永田大士選手 河野知事に報告

プロボクシングでアジア・太平洋地区の2つの団体の統一王者になった川南町出身のボクサーが、12日、河野知事に快挙達成を報告しました。

県庁を訪れたのは、川南町出身のプロボクサー、永田大士選手です。

34歳の永田選手はスーパーライト級の東洋太平洋チャンピオンとしてことし2月、東京でWBOのアジア・パシフィック王者との一戦に勝利し、王座を統一しました。

12日は河野知事に2本のベルトを見せながら「統一チャンピオンになりました」と快挙達成を報告しました。

永田選手は日章学園高校でボクシングを始め、卒業後、陸上自衛隊を経てプロに転向しました。

世界でプロボクシングの主要な団体は4つあり、河野知事から「あと2つですね」と4団体制覇について水を向けられると、「僕の中ではさらに上の世界を目指しています」と述べ、世界チャンピオンへ意欲をみせました。

世界戦の挑戦権獲得を目指してまず、ことし6月に韓国・ソウルでアジア・パシフィック王者の防衛戦に臨む予定です。

対談のあと永田選手は報道陣に対して「諦めずに突き進んでいけばいつかきっと何かを生み出せるものがある」と話していました。