全国大会でシングルス優勝 佐土原高校テニス部 学校で報告会

全国選抜高校テニス大会で、宮崎県勢初の男子シングルス優勝など快挙を達成した佐土原高校の男子テニス部が11日、学校で報告会を行いました。

体育館で行われた報告会では、男子テニス部の2年生と3年生11人が全校生徒に拍手で迎えられ、入場しました。

チームは先月、福岡県で開かれた全国選抜高校テニス大会で、キャプテンの浅田紘輔選手が県勢初のシングルス優勝を果たしたほか、団体でも3位となりました。

選手を代表して浅田選手があいさつし、「8月の全国高校総体では宮崎県史上初となる団体戦優勝を目指して部員一同、よりいっそう努力していきます」と次の目標に向けて抱負を述べました。

これを受けて田平裕三校長は「全国大会上位の常連校となるよう、学校に、地域に活気をもたらせてほしい」と激励しました。

佐土原高校のテニス部は、去年、大岐優斗選手が2つの全国大会でシングルスを制し、卒業後にプロになるなど躍進が続いていて、今年度も神奈川県や福岡県など県内外から有望株の1年生5人が入部したということです。

湯谷綸久副キャプテンは「団体戦はチーム戦なので、チームワークや雰囲気が大切です。次の大会に向けておのおのが切さたく磨してまた一からチームづくりをしていきたい」と話していました。