日之影町 子どもの日前に200匹の鯉のぼり

来月のこどもの日を前に、県北部の日之影町を流れる川におよそ200匹のこいのぼりが掲げられ、渓谷の景色に彩りを添えています。

清流として知られる五ヶ瀬川の支流、日之影川では、地元の商工会の青年部が地域を盛り上げようと40年ほど前から毎年、川にかかる青雲橋の近くにこいのぼりを飾り、人気の場所となっています。

こいのぼりは、子どもが大きくなり、使われなくなったものを町内外の人たちが寄付したもので、川の両岸に渡した50メートルのロープ10本に、合わせておよそ200匹のこいのぼりが掲げられました。

まごいやひごいなど、大きさも色もさまざまなこいのぼりが、快晴の中、渓谷の春風を受けて気持ちよさそうに泳ぐと、見学に訪れていた近くの保育園の子どもたちは、こいのぼりの数を数えたり、「かわいい」などと歓声を上げたりしていました。

日之影川のこいのぼりは、来月中旬まで掲げられます。