県内各地で夏日 宮崎市内では6月中旬並みの気温に

29日の県内は高気圧に覆われて晴れ、各地で最高気温が25度を超える夏日となり、宮崎市内では6月中旬並みの気温となりました。

宮崎地方気象台によりますと、29日の県内は高気圧に覆われて晴れ、海からの風も入ってこなかったことなどから各地で気温が上がりました。

日中の最高気温は、宮崎空港でことし最高の26.5度まであがり、6月中旬並みとなりました。

また、延岡市と西都市、美郷町南郷の3か所で26.3度となるなど、県内17か所の観測地点のうち5か所で最高気温が25度を超える夏日となりました。

29日午後、宮崎市内では日傘を差す人や半袖姿で歩く人の姿が見られました。

16歳の女子高校生は「春や夏が来たように感じました。お花見に行きたくなるような天気だと思います」と話していました。

30日、日中の最高気温は宮崎市と都城市、日南市で26度、延岡市、高千穂町は24度と、29日と同様に上がる見込みです。

一方、県内では31日にかけて、黄砂が飛来する見込みで、肉眼ではっきりものが見える範囲の「視程」が10キロ未満になるおそれがあるということです。

気象台は、見通しが悪い場合は車の運転などに注意するよう呼びかけています。