ベトナムの大学から13人の技能実習生受け入れ歓迎セレモニー

宮崎県は、人材の確保や育成で連携するベトナムの国立農業大学から13人の技能実習生を受け入れることになり、25日、県庁で歓迎セレモニーが開かれました。

セレモニーに出席したのは、ベトナムから来日した外国人技能実習生13人です。

宮崎県は、おととし、ベトナム国立農業大学と人材の確保や育成に向けて連携することで合意していて、現地の大学には、県内での技能実習を目指す「宮崎クラス」が設置されています。

25日は、このクラスで半年間、日本語や農業の知識を学んだ第1期生たちがセレモニーに招かれました。

この中で、河野知事が「全国トップクラスの農業県の宮崎で、多くのことを学んでもらいたい。県民性も温かいので、安心して研修に取り組んでほしい」と激励しました。

これに対し、レ・トァン・アンさんが実習生を代表して「しっかり仕事と勉強をすることを約束します。宮崎はとてもよい所なので、みんな頑張ろう」とあいさつしました。

13人は、すでに宮崎市や都城市など県内4つの農業法人で技能実習を始めていて、働きながら農業の技術を学んでいくことになっています。

都城市の農業法人で働くアンさんは「宮崎はすてきな所で親切にしてもらっている。仕事と日本語の勉強を頑張っていきたい」と話していました。