小中学生がまちづくりの活動を報告する会 都農町

子どもたちがまちづくりに積極的に関わっている都農町で活動報告会が開かれ、小中学生が動画投稿サイトに地域の魅力を伝えるチャンネルを開設したことなどを発表しました。

人口減少が進む都農町は、町の未来を担う子どもたちのまちづくりの活動を後押ししていて、2つのグループが21日夜、役場でこれまでの活動を報告しました。

このうち、去年、地域クラブとして発足し、週4回活動している「まちづくり部」の中学生5人は、動画投稿サイトのユーチューブに地域の魅力を伝えるチャンネルを開設したことを発表しました。

商店街のイベントの動画を編集して発信したことや、みずからもイベントに出店してジュースや綿菓子を販売したことを紹介し、今後も活動を充実させたいという思いを語りました。

また、地球温暖化防止に向けて取り組むグループ「Green Hope」の小学生6人は、木や花を植える取り組みを町や議会に提案し、予算を獲得して活動したことを報告しました。

会場には坂田広亮町長や住民らおよそ60人が集まり、創意工夫をこらした取り組みに拍手を送っていました。

発表した中学1年生の男子生徒は「自分たちでまちづくりを考えることができるのはうれしい。進学で町外に出たとしても、いずれは戻ってきたい」と話していました。