日向市長選 西村賢氏初当選

現職と新人あわせて3人の争いとなった日向市長選挙は、無所属の新人で公明党が推薦する西村賢氏が、3期目を目指した現職などを抑え初当選しました。

日向市長選挙の開票結果です。

▼西村賢、無所属・新。当選。1万3148票。
▼十屋幸平、無所属・現。1万59票。
▼黒木紹光、諸派・新。2154票。

無所属の新人で公明党が推薦する西村氏が、現職の十屋氏などを抑えて初めての当選を果たしました。

西村氏は日向市出身の51歳。

2007年に宮崎県議会議員選挙で初当選し、15年以上にわたり、県議会議員を務めていましたが、市長選挙に立候補するため、先月辞職していました。

西村氏は「人口減少対策や市の活性化策、さまざまな地域の課題解決にしっかりと取り組まなければならない責任の重さを感じている。市民や市の職員などとスクラムを組んで、ほかの地域に負けない強い日向市を目指していきたい」と述べました。

一方、十屋氏は「さまざまな政策を訴え理解を求めてきたが、私の努力不足で市民に十分伝えることができなかった。日向市の明るい未来を作るべく努力するつもりだったがそれがかなわず非常に残念だ」と述べました。

投票率は52.47%で、過去最低となった前回・4年前を14.76ポイント上回りました。