小林市の小学校 卒業を前に6年生が1年生に絵本の読み聞かせ

6年間通ってきた小学校に感謝の気持ちを伝えようと小林市で、卒業を目前に控えた6年生が1年生に絵本の読み聞かせを行いました。

この絵本の読み聞かせは、卒業を前に6年間通ってきた小学校に感謝の気持ちを伝えようと小林市の西小林小学校の6年生28人が行いました。

6日は小学校の体育館で5つのグループに分かれて6年生が1年生24人にそれぞれが選んだ絵本を1人ずつ読み聞かせました。

6年生が1年生のために選んだ絵本は、野菜や動物の話をはじめ、昔話などさまざまな物語で1年生は絵本をじっと見つめながら読まれる物語を聞き入っていました。

6年生はこの日のために、読み聞かせのボランティアから相手が見やすいように絵本の下の部分を持つことや登場人物に合わせて声のトーンや読み方を変えるなど読み聞かせのコツを学び、練習を続けてきたということです。

読み聞かせを終えた6年生の男子児童は「初めてで緊張しましたがキャラクターのセリフで声を変えることを意識しました。絵本の持ち方も上手くできたと思います」と話していました。

また1年生の女子児童は「大きな声で話してくれて上手でした。楽しかったです。2年生になったら1年生に優しくして、教えてあげられるようにしたい」と話していました。