プロ野球 西武が日南市での春のキャンプ終了

プロ野球・西武は、宮崎県日南市で行ってきた春のキャンプを25日、打ち上げました。

西武は、シーズンの開幕がWBCの影響で遅れた去年とほぼ同じことを踏まえ、ことしも12球団で最も遅い今月6日から日南市でキャンプを行ってきました。

最終日の25日は、雨の中、室内での練習となり、選手たちはストレッチなどで体を動かしたあと、ピッチャーと野手でそれぞれのメニューに取り組みました。

バッティング練習では、キャプテンの源田壮亮選手がマシンや打撃投手を相手にライナー性の低く鋭い当たりを広角に打ちわけていました。

あいにくの天気でしたが、25日も多くのファンが集まり、お気に入りの選手を写真に収めるなどしていました。

練習は午前中で終了し、20日間にわたったキャンプを打ち上げました。

今後はオープン戦など実戦を中心に調整を続け、リーグ5位に終わった去年からの巻き返しを図り、来月29日に楽天との開幕戦に臨みます。

福岡県から訪れた20代の男性ファンは「西武は投手陣がすばらしいので、ことしもピッチャーが引っ張ってリーグ優勝と日本一を目指してほしい」と話していました。