サイクルツーリズム 台湾の旅行会社に宮崎のコースをPR

自転車で観光を楽しむ「サイクルツーリズム」。
県は20日、自転車愛好家の多い台湾の旅行会社の担当者を招いてサイクリングの体験会を開き、自然豊かな宮崎のコースをPRしました。

県が招いたのはサイクリングツアーが専門の台湾の旅行会社で日本ツアーを担当する張青敬氏で、19日から5日間の日程で県内の観光地などを視察しています。

20日は綾町でサイクリングを体験し、スポーツタイプの電動アシスト自転車でガイドととともにコースを巡りました。

町の中心部から観光地の「綾の照葉大吊橋」までのおよそ7キロのコースはのどかな風景が広がり、急勾配の山道も楽しみながら、およそ1時間かけてゴールしました。

高さ140メートル余りの吊り橋のうえでは、渓谷の雄大な景色を写真に収め自然豊かな宮崎のコースの魅力を体感していました。

張氏は「森林の緑を感じられ、すごく気持ち良く走ることができました。こうした走りやすい環境があるので、ぜひ宮崎県のツアーをつくりたい」と話していました。

宮崎県観光推進課の小川文乃さんは「台湾は自転車愛好家の方が多いと聞くので、自然だけでなく食などの魅力もPRして、観光客の誘致にむけた取り組みを進めたい」と話していました。