日南 プロ野球西武のキャンプ地でファンに初がつお

プロ野球の西武がキャンプを行っている日南市で、球場を訪れた西武ファンたちに名物の初がつおの刺身がふるまわれました。

これは、県内外から集まった西武ファンたちをもてなそうと、日南市と地元の漁協が行い、選手たちが練習を行っている「南郷スタジアム」横の仮設テントには、12日朝、地元の港で水揚げされたばかりの初がつおの刺身が用意されました。

日南市南郷町はかつお一本釣り漁の全国有数の拠点となっていて、毎年、西武のキャンプを見に来た人たちに、ほどよく脂の乗った初がつおを味わってもらっています。

テントの前には長蛇の列ができ、用意した200人分の刺身は20分ほどでなくなり、受け取った人たちは、球場のスタンドで選手たちの練習を見ながら旬の味に舌鼓を打っていました。

東京から訪れた夫婦は「甘みがあってとてもおいしいです。キャンプを見ながら初がつおを味わえて最高です」と話していました。

西武の日南市でのキャンプは今月25日まで行われます。