巨人の選手たちが春のキャンプに先立ち合同自主トレーニング

プロ野球・巨人の選手たちが春のキャンプに先立ち、県総合運動公園で合同自主トレーニングを行っています。

合同自主トレーニングは、1軍キャンプに参加する選手のうち35人が参加して、28日から始まり、30日まで3日間の日程で行われます。

2日目の29日は、午前9時から練習が始まり、内野の守備練習では、昨シーズンからサードにコンバートされた坂本勇人選手やキャプテンの岡本和真選手がノックを受けていました。

また、中央大学からドラフト1位で入団したルーキーの西舘勇陽投手は、初の開幕投手を務める都城市出身の戸郷翔征投手と、ランニングなどで汗を流していました。

練習場には、熱心なファンも訪れ、写真をとったり、お目当ての選手に名前を呼びかけたりしていました。

自転車で1時間かけて駆けつけたという70代の男性は、「生まれた時から巨人ファンで、毎年楽しみにしています。カギは4番打者だと思うので、岡本選手には王貞治さんや長嶋茂雄さんのように育って欲しい」と話していました。

また、西舘投手は「宮崎は気候も暖かくすごくやりやすい環境ですし、ファンの人たちの雰囲気も温かく感じます。春のキャンプはアピールはもちろんですが、ケガをせず、自分の出力や感覚を戻すのが一番なので、見えをはらずにやりたい」と話していました。