宮崎 都城市長を5期20年務めた岩橋辰也氏が死去 97歳

いわゆる「平成の大合併」前の都城市の市長を5期20年にわたって務めた岩橋辰也氏が亡くなりました。
97歳でした。

岩橋辰也氏は都城市出身で、1948年に当時の都城市役所に入り、市の水道局長や建設部長などを歴任したあと、1984年の市長選挙で初当選しました。

その後、歴代最長となる5期20年にわたって市長を務めました。

任期中には、来年度、全線開通する予定の都城志布志道路の整備に尽力したほか、市民の交流の拠点施設、「ウエルネス交流プラザ」を建設するなどして中心市街地の活性化にも取り組みました。

親族によりますと、岩橋氏は数年前から高齢者施設に入居していたものの、今月17日に体調を崩して急きょ入院し、翌日に急性腎不全で亡くなったということです。
97歳でした。