「道の駅」での休憩活用実験に「都城NiQLL」が選ばれる

高速道路の休憩施設の不足解消のため、「道の駅」を活用する社会実験に「都城NiQLL」が選ばれ、宮崎自動車道の都城インターチェンジで1度降りて休憩を取る効果を検証することになりました。

この社会実験は、一定の距離の間にサービスエリアやパーキングエリアがない高速道路の区間でドライバーが休憩できる場所を確保しようと、国土交通省が全国およそ30か所で行っています。

このうち、都城市にある宮崎自動車道の都城インターチェンジでは、先月20日から実験が始まり、降りてすぐの道の駅「都城NiQLL」で休憩ができます。

対象となるのは「ETC2.0」を搭載した車で「NiQLL」に立ち寄ったあと2時間以内に都城インターチェンジからもとのルートで高速道路に戻れば追加料金がかからない仕組みです。

県内でこの実験の対象となっている道の駅は「えびの」に続いて2か所目で、休憩施設の不足解消に限らず、道の駅のにぎわいや地域のPRにもつながると期待されています。

都城市では「この取り組みをきっかけに多くのドライバーに道の駅を訪れてもらい、買い物や食事などを楽しんでほしい」と話しています。