義援金詐欺に注意 不審に思った際は連絡を 警察呼びかけ

能登半島地震で被災した人たちを支援しようと各地で義援金を受け付けていますが、警察では、災害時には義援金などを名目に現金をだまし取る手口の詐欺が増える傾向があるとして、注意を呼びかけています。

石川県で震度7の揺れを観測した能登半島地震を受けて、県内でも宮崎市や西都市など各地で義援金を受け付けています。

警察によりますと、災害時には公的機関や金融機関の職員を名乗る人物が、電話や自宅訪問を通じて「災害支援」をうたい文句に義援金として現金を振り込ませる手口の詐欺が増える傾向があるということです。

また、最近の災害では、SNSやメールを通じて偽のインターネットサイトに誘導する手口も確認されています。

警察は「振込先が個人の口座などの場合は詐欺の可能性が高く、自分だけで考えないようにしてほしい」と話しています。

そのうえで、義援金を振り込む際は振込先が信用できる団体かどうかや、インターネットなどで公表されている口座番号と同じかどうかなどを確認し、少しでも不審に思った際は警察に連絡するよう呼びかけています。