日向市東郷町の水道浮遊物は人体に影響なし 利用が再開される

日向市東郷町の3つの地区で先月水道水に混じった微細な浮遊物は、人体に影響がないことがわかり、10日、およそ2週間ぶりに水道水の飲料用としての利用が再開されました。

日向市東郷町の福瀬小野田鶴野内の3つの地区では先月、井戸水を水源とする水道水に微細な浮遊物が混じっているのが確認され、市が612世帯、1525人に水道水を飲まないよう制限していました。

その後の詳細な水質調査の結果、浮遊物は土壌中に広く存在し井戸水の中にも混じることがある「鉄細菌」で人体に影響がないことがわかり、10日、およそ2週間ぶりに飲料用としての利用が再開されました。

今後、市では、配水池のろ過設備を新たに整備するということです。