宮崎空港 Uターンで混雑 事故の影響で羽田便来週まで満席

宮崎空港は、ふるさとや行楽地で年末年始を過ごした人たちのUターンラッシュで4日も混雑しています。
羽田行きの便についてはおとといの衝突事故の影響で来週月曜日ごろまですべて満席で、キャンセル待ちとなっています。

宮崎空港では、3日からUターンラッシュが続き、4日も午前中から大きなキャリーバッグや土産物袋を持った家族連れなどで混雑しています。

一方、羽田行きの便については、日本航空の旅客機が海上保安庁の航空機と衝突した事故の影響で、3日、3便が欠航し、4日も午前9時の時点で4便が欠航しています。

また、現在、羽田空港の滑走路の一部が閉鎖されているため、運航に遅れも生じています。

航空各社によりますと、4日の羽田行きの便はすべて満席となり、来週月曜日ごろまですべての便がキャンセル待ちの状態となっています。

宮崎空港の搭乗カウンターでは、欠航便の払い戻しやキャンセル待ちの手続きをする人で長い列ができていました。

4日乗る予定の便が欠航になったため手続きに来たという女性は「夜中に欠航の知らせが届きました。羽田に直接行く便は10日までないと言われたので、7日に大阪に向かい、飛行機を乗り換えて羽田に行きます。きょうの午後から仕事でしたが、今週は休むことになりました」と話していました。

航空各社によりますと、今後さらに欠航便が増える可能性もあるとして最新の状況を確認するよう呼びかけています。