羽田空港の事故の影響 宮崎でも

羽田空港の事故の影響 宮崎でも

3日からのUターンラッシュを前に羽田空港で起きた事故の影響で、2日夜、宮崎空港でも、帰省していた人たちが欠航になった便の振り替えなどで航空会社のカウンターの前に長い列を作るなど影響が出ました。

羽田空港で、日本航空の旅客機が海上保安庁の航空機と衝突して炎上した事故の影響で、宮崎空港では羽田便が欠航したり、行き先を変更したりしました。

2日夜、宮崎空港では、最終便が出発したあとの午後9時を過ぎても、航空会社のカウンターの前に50人以上が長い列を作り、窓口で今後の運航の見通しを聞いたり、欠航になった便の振り替えの手続きを行ったりしていました。

東京から友人と2人で旅行に訪れていた20代の女性は「便の振り替えに時間がかかり、もう5時間近く空港にいます。まさかこういった事故が起こるとは思っていなかったので、とても驚いています」と話していました。

神奈川県から日向市の実家に帰省していた50代の男性は「きょうは近くのホテルに泊まり、もう1度、あす朝から来て、便の振り替えをお願いしようと思います。地震や飛行機の事故で、大変な年明けになってしまったと感じています」と話していました。

事故があった羽田空港のC滑走路以外の閉鎖は、午後9時半に解除されましたが、航空会社では、3日も欠航や遅れが生じるおそれがあるとして、最新の運航状況を確認するよう呼びかけています。