クレイジー君の宮崎市議・西本誠被告 起訴内容認める意向

スーパークレイジー君の名前で活動し、知人の女性に性的暴行などをした罪で起訴された宮崎市議会議員の西本誠被告の裁判について、事前に争点を絞り込む公判前整理手続きが行われ、弁護士は西本議員が裁判で起訴された内容を認める意向を示していることを明らかにしました。

西本議員はことし9月、宮崎市で知り合いの女性の腕などを引っ張りホテルに連れ込んで性的暴行をし、けがをさせた罪で起訴されました。

これまで弁護士の接見で西本議員は「無理矢理、性的暴行をするつもりはなかったがホテルに入る際のやりとりで手を強く引っ張ったかもしれない」などと話していました。

初公判は来年5月の見通しですが、25日、宮崎地方裁判所で弁護士と検察、裁判官の3者が、事前に争点を絞り込む公判前整理手続きが行われました。

その後、弁護士が報道陣の取材に応じ、西本議員が裁判で起訴された内容を認める意向を示していることを明らかにしました。

また、25日付けで裁判所に保釈請求を行ったということです。

保釈が認められた場合は西本議員本人が会見を開き、今後の進退などについて考えを示すということです。