ユニリーバスタジアム新富 ヴィアマテラス宮崎が共同利用合意

J3のテゲバジャーロ宮崎となでしこリーグ1部への昇格が決まっている女子サッカーのヴィアマテラス宮崎が、ユニリーバスタジアム新富の来シーズン以降の使用について協議し、ホームスタジアムとして共同利用することで合意しました。

22日はスタジアムのある新富町の役場に両チームの代表者が集まり、会談を行いました。

ユニリーバスタジアム新富は現在、テゲバジャーロがホーム戦の会場として利用しています。

ヴィアマテラスは、これまで町内の富田浜公園で試合を行ってきましたが、常設の観客席がないなど来シーズンから参戦するなでしこリーグ1部の基準を満たしていませんでした。

会談は冒頭をのぞいて非公開で行われましたが、協議の結果、来シーズン以降、ユニリーバスタジアムを両チームがホームスタジアムとして共同利用することで合意しました。

来シーズンの日程についてはJリーグも、なでしこリーグもまだ発表されていませんが、いずれも土日に試合が行われることが多く、日程が重なるときの対応など詳細については今後も協議を続けていくということです。

ヴィアマテラスの秋本範子代表は「どうなるか不安だったので選手を含め安心している」と話していました。

テゲバジャーロの石原実会長は「双方のサポーターが交わればもっと楽しくなると思う」と話していました。