スーパー駐車場 乳児死亡事故 事故車は車検切れ・無保険

先月、宮崎市のスーパーの駐車場でバックしてきた車に親子がはねられ0歳の赤ちゃんが死亡した事故で、車は運転していた男性の知人名義のもので車検が1年以上前に切れていたうえ、自賠責保険にも入っていなかったことが捜査関係者への取材でわかりました。

先月29日、宮崎市霧島にあるスーパー「Foodaly霧島店」の駐車場でバックしていた車が親子をはね、母親に抱かれていた0歳の娘が死亡し、運転していた72歳の男性が逮捕されました。

男性はその後、処分保留で釈放され、現在も自動車運転過失致死傷の疑いで任意での捜査が続いています。

その後の警察の調べで、事故を起こした車は男性の知人名義のもので、車検が1年以上前に切れていたうえ、加入が義務づけられている自賠責保険にも入っていなかったことが捜査関係者への取材でわかりました。

この車について男性は警察の調べに対し、「2年以上前から乗っていた」と供述しているということです。

このため、警察は道路運送車両法違反などの疑いでも調べを進めています。