小学生が外国人と一緒にゲームで英語に親しむ 宮崎

小学生に英語によるコミュニケーションの楽しさを知ってもらおうと、ALT=外国語指導助手と一緒にゲームで遊ぶイベントが2日、宮崎市で開かれました。

この催しは、宮崎市教育委員会が年に2回開いているもので、2日は授業で英語を学んでいる市内の小学5年生と6年生のうち、20人余りの希望者が市の教育情報研修センターに集まりました。

子どもたちはグループごとに5つの部屋などを順番に回り、ALT=外国語指導助手として市内の小学校で英語を教える外国人と一緒にさまざまなゲームを楽しみました。

このうち、サンタクロースの人形を使ったゲームでは、子どもたちが二手に分かれ、一方が人形をいすの下や箱の中に隠したあと、もう一方が探してどこにあったかを英語で報告していました。

また、「スノーファイトゲーム」という雪合戦のような遊びでは、子どもたちがクリスマスに欲しいものを英語で紙に書いて丸め、互いの陣地に投げ入れました。

時間になると、投げ込まれた紙を開き、書かれていたのが誰の欲しい物かを英語で互いに尋ねていました。

6年生の女の子は「『拾う』など身近な英語の使い方が分かり、英語のスキルが少し上がった気がする。将来は海外で医者になりたい」と話していました。