観光バスが山の斜面に衝突 乗客など8人けが 延岡

18日午前8時半すぎ、宮崎県延岡市の県道で観光バスが道路脇の山の斜面に衝突し、乗客7人とツアーガイド1人の合わせて8人がけがをしました。
このうち、ツアーガイドの男性が病院に搬送されましたが意識はあり、乗客7人は軽いけがだということです。

18日午前8時40分ごろ、宮崎県延岡市北方町の県道214号線を北に進んでいた観光バスが山の斜面に衝突しました。

警察によりますとこの事故で乗客7人とツアーガイドの男性の合わせて8人がけがをし、このうち、ガイドの男性は胸の痛みを訴え病院に搬送されたましたが、意識はあるということです。

また、乗客7人が手や足などに軽いけがをしたということです。

警察によりますと、バスは延岡市に本社がある「あさひ観光バス」が運行し、山登りに行く県外の60代と70代の男女15人のほか、ツアーガイド2人と運転手の合わせて18人が乗っていたということです。

現場は、幅5メートルの舗装されていない砂利道の左カーブで、警察は運転手に話を聞くなどして事故の詳しい原因について調べています。

事故を目撃した60代の男性は「目の前で見たので驚いた。大きなエンジン音がして振り返ったらバスが道路の段差ではねて斜面に突っ込んでいった。運転手は動揺している様子だった」と話していました。