イロハモミジの巨木が紅葉 日南市

日南市の山奥に自生する「イロハモミジ」の巨木が紅葉し、訪れた人たちを楽しませています。

日南市北郷町の山奥に自生する「イロハモミジ」は、樹齢が推定200年で、幹周りは2.4メートル、高さは20メートルほどあり、県内では最大級の大きさです。

日南市によりますと、ことしは去年と同様に先月下旬から葉が色づき始め、現在は全体の7割ほどが鮮やかな赤色に染まっていて、周りの木々の緑と鮮やかなコントラストを見せています。

訪れた人たちは、巨木を見上げながら携帯電話で動画を撮るなどして深まりゆく秋の風景を楽しんでいました。

都城市から訪れた夫婦は「見事な紅葉です。毎年見に来ていますが、ことしは葉の数が多くて色づきもいいような気がします」と話していました。

この「イロハモミジ」の巨木は、日南市北郷町の広渡ダムの近くにある橋から林道を5キロほど山の奧に入った道沿いにあります。

紅葉は今月中旬くらいまで楽しめそうだということです。