宮崎市内の小学校で運動会 多くが半日開催で昼までに終了

22日は、宮崎市内の多くの小学校で運動会が行われました。
県内の小中学校ではコロナ禍を機に、昼食をとらない「半日開催」が広がっていて、宮崎市中心部の西池小学校でも昼までにすべてのプログラムが終了しました。

西池小学校の運動会は午前8時半から始まり、およそ850人の児童が色別の5つのチームに分かれて参加しました。

4年ぶりに観戦人数や声出しの制限がなくなり、子どもたちが大きな声でチームの仲間を応援したり、保護者があちこちでわが子を写真や動画におさめたりする姿がみられました。

西池小学校では、コロナ禍の感染対策として、昼食をとらずに運動会を終える「半日開催」が始まり、ことしも一部の競技や演目を減らすなどして昼までにすべてのプログラムが終了しました。

小学6年生の児童は「みんなで応援したり運営したりして楽しいです。時間が短いからこそ全部に全力が注げます」と話していました。

県内の学校の運動会については、コロナ禍以降も保護者や教職員の負担軽減などで半日開催の流れが続いていて、県の調査によりますと、ことしの運動会は8割以上の小中学校が「半日開催」と回答したということです。

衣笠高広校長は「半日開催でも連帯感などは十分達成できる。保護者へのアンケートでも好評なので、定着していくと思う」と話していました。