小林市「道の駅ゆ〜ぱるのじり」栗ごはんなどの定食が人気

小林市の道の駅で、地元産の栗をふんだんに使った栗ごはんや茶わん蒸しなどの定食が1日数十食限定で提供され、人気を集めています。

小林市野尻町にある「道の駅ゆ〜ぱるのじり」では、栗ごはんときのこ鍋、それに栗の入った茶わん蒸しの定食を今月18日から提供しています。

このうち栗ごはんの上には特産の「須木栗」が値段に応じて5個、8個、最も高い定食だと18個も盛りつけられています。

28日は平日にも関わらず多くの人が訪れ、次々と注文していました。

道の駅によりますと、1日およそ40食限定で提供され、週末には完売するほどの人気だということです。

須木栗の生産者団体によりますと、ことしは夏の猛暑の影響で栗の収穫量が例年の半分ほどの60トン前後にとどまる見込みです。

定食の提供期間は来月9日までですが、それより早く終わる可能性もあるということです。

宮崎市の40代の女性は「去年食べられなかったので、ことしはぜひ食べたいと思って来た。甘みがあって食べ応えもあり、おいしかった」と話していました。

メニューを開発した道の駅の料理人の伊東裕也さんは「栗の甘さを引き立てるためサツマイモと一緒に炊くなど工夫をしている。この機会に須木栗を知ってほしい」と話していました。