日南市で伊勢えびまつり始まる 趣向凝らした伊勢えび料理提供

宮崎県日南市で、今月、漁が解禁された伊勢えびを使った料理を市内の飲食店などが提供する「日南海岸伊勢えびまつり」が9日から始まり、にぎわいを見せています。

「日南海岸伊勢えびまつり」は、漁が解禁され、今が旬の伊勢えびのおいしさをPRしようと、市内の14の飲食店やホテルと市の観光協会が開き、各店がそれぞれ趣向を凝らした伊勢えび料理を提供しています。

このうち、目井津港にある地元の漁協直営のレストランは、体長20センチ余りの伊勢えびの姿造りや、半身が入ったみそ汁が味わえる定食などを提供しています。

レストランによりますと、市内では漁の解禁以降、伊勢えびの水揚げは順調で、生きのいい伊勢えびがとれているということです。

隣の宮崎市から訪れた女性は「えびの身がプリプリしていておいしいです。このえびを食べないとお正月が来ないような気持ちです」と笑顔で話していました。

レストランの支配人の谷村勝徳さんは「14の店それぞれがいろいろな伊勢えび料理を出していて楽しめると思いますので、ぜひお越しいただきたいです」と話していました。