県内で最高齢 110歳の女性に県からお祝い状

今月15日の老人の日を前に7日、県内で最高齢となる小林市の110歳の女性に県からお祝い状が贈られました。

ことし、県内で最高齢となったのは、小林市の110歳の女性、鶴丸百合子さんで、市内の高齢者施設で県の担当者からお祝い状とお祝い金などが贈呈されました。

そして、受け取った鶴丸さんは、はっきりとした口調で「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えていました。

鶴丸さんは大正2年に熊本県で生まれ、その後、小林市で小学校の教員を務めながら4人の子どもを育ててきました。

現在は耳が聞こえにくくなっているものの、施設の職員たちとは冗談も交えながら会話を弾ませるなど、明るく過ごす施設の人気者だということです。

鶴丸さんの次女は「久しぶりに会うことができてよかったです。相変わらず元気で安心しています。子ども4人を育てて大変だったと思いますが、大好きな踊りなど好きなことをして楽しい人生を送ってきました。これからももっと長生きしてほしいです」とコメントしています。

一方、県内の男性最高齢は宮崎市の108歳、日高松四郎さんでした。

県内では100歳以上の高齢者は増えていて、3年前に初めて1000人を超え、去年9月の時点では1198人となっています。