1日 県内の伊勢えび漁解禁 日南市で豊漁祈願祭

1日、県内で今シーズンの伊勢えび漁が解禁され、漁が盛んな日南市で豊漁祈願祭が行われました。

豊漁祈願祭は、伊勢えび料理を出している日南市内の飲食店などでつくる団体が地元の榎原神社で行いました。

神社の本殿には飲食店などの関係者が集まり、神職が祝詞をあげたあと、参列者の代表が玉串をささげて今シーズンの豊漁を祈りました。

日南市によりますと、去年の市内の伊勢えびの水揚げ量はおよそ22.8トンで、ここ数年増加傾向にあるということです。

日南市では、今月9日から市内14の飲食店や宿泊施設で伊勢えびを使ったさまざまな料理をふるまう「日南海岸伊勢えびまつり」が始まります。

祈願祭を行った「日南海岸伊勢えびまつり実行委員会」の本田清大委員長は「ことしも安定的な水揚げを祈願しました。日南の伊勢えびは黒潮にもまれて身が引き締まっていると言われていますので、そのプリプリとした食感を味わっていただきたいです」と話していました。