BMXとスケートボードのアマチュアリーグ宮崎で開幕 九州初

県内のBMXとスケートボードの2つの「アーバンスポーツ」のアマチュア選手が競い合う独立リーグが27日、宮崎市で開幕し、選手たちが技を競いました。

この独立リーグは、「アーバンスポーツ」の普及を目指して設立された団体が始めたもので、自転車競技のBMXとスケートボードの県内在住のアマチュア選手が参加できます。

27日、宮崎市の商業施設の特設会場で行われた開幕戦には、合わせて26人の選手が参加し、2種目とも年齢や経験で分けられた3つのカテゴリーでそれぞれ技を競いました。

このうちBMXでは、中学3年生以下で他の大会への出場経験などがある選手で競う「キッズエキスパート」部門で、宮崎市の中学3年生、佐藤承太朗選手が空中で自転車ごと横に一回転する大技などを成功させて優勝しました。

会場には多くの観客が訪れ、選手が空中でアクロバティックな技を決めると歓声が上がっていました。

団体によりますと、アーバンスポーツのアマチュアのリーグが行われるのは九州では初で、全国的にも珍しいということです。

ことしは、あと3試合行い、結果を総合してそれぞれのカテゴリーの年間王者を決めることにしています。

また団体では、将来的にはほかの競技を追加することも検討しているということです。

試合を見た小学1年生の女の子は「くるって回るところがすごかったです。試合を見ていて楽しかった」と話していました。

また、佐藤選手は「BMXは空中に浮くのが楽しくて、技をうまく決められると叫びたいほど嬉しくなります。見てくれたみんなにもぜひやってほしい」と話していました。