高千穂峡「真名井の滝」舞台 クリフダイビング日本大会開幕

世界各地の名所を舞台にした高飛び込みのワールドシリーズ、「クリフダイビング」の日本大会が宮崎県の高千穂峡で始まり、日本選手を含む男女24人が観光名所「真名井の滝」から華麗にダイブしました。

「レッドブル・クリフダイビング・ワールドシリーズ」は世界各地の名所や崖などで高飛び込みを行い、獲得した総合ポイントで年間チャンピオンを決める大会で、今シーズンの第4戦、日本大会が2日から宮崎県の高千穂峡で始まりました。

世界中から男子、女子ともに12名ずつが参加し、日本からもワイルドカード枠で荒田恭兵選手が日本人として初参戦しています。

2日と3日でそれぞれ2回、あわせて4回ダイブし、空中姿勢や入水などの合計得点を競います。

初日の舞台は、観光名所「真名井の滝」。

水面からの高さはオリンピックの高飛び込みが10メートルなのに対し、その倍近いおよそ19メートルあります。

入水の衝撃が大きいため足から飛び込むルールで、各選手1人ずつ回転技やひねり技を加えて滝の下を流れる川にダイブしました。

このうち荒田選手は高く飛び出して、空中で後方に回転するダイナミックな技を披露しました。

大会は3日も開かれ、2日と3日の合計得点で順位が決まります。