中学生が地元企業や大学などから仕事や魅力を聞く授業 宮崎

中学生に将来の進路や働く意味について考えてもらおうと、地元の企業や大学などから仕事内容や魅力を聞く授業が宮崎市で行われました。

この授業は、就職や進学先として地元の企業や大学を知ることで将来の進路や働く意味を考えてもらおうと、宮崎市が市内の中学2年生を対象に行っているものです。

13日は、宮崎市の清武中学校で行われ、体育館に9つの企業や大学などがブースを設け、仕事内容や魅力を説明しました。

このうちIT企業のブースではAI=人工知能を使ってオリジナルのキャラクターを作る体験が行われ、生徒たちは「バスケットボール」などのことばを入力するだけでキャラクターが作られる最新の技術に熱中していました。

また、宮崎大学工学部のブースでは工学部の学生や大学院生が作ったボール集めるロボットが紹介され、生徒たちはリモコンを使って操縦を体験していました。

参加した女子生徒は「今まで知らなかった仕事などが多かったです。説明してくれた人たちは楽しそうな印象でやりがいが感じられる職場はいいなと思いました」と話していました。