宮崎市役所で余った食料品を寄付する「フードドライブ」実施

家庭などで余った食料品を募って、子ども食堂などへ寄付する「フードドライブ」と呼ばれる取り組みが、宮崎市役所で行われています。

「フードドライブ」は、家庭や企業で多く買いすぎたり使い切れずに余ったりした食料品を募って子ども食堂や福祉施設などへ無償で届ける取り組みです。

宮崎市も支援団体と協力して取り組みを行っていて、3日から本庁舎の正面玄関付近に食料品を募る臨時のスペースが設けられ、4日も缶詰やレトルト食品などが次々と持ち込まれていました。

今回のフードドライブで受け付けているのは、賞味期限が1か月以上残っている常温保存が可能な未開封の食料品で、市内の子ども食堂などに無償で提供されます。

支援団体によりますと、物価高騰の影響で子ども食堂などの運営が厳しくなっているところもあり、積極的な協力が求められているということです。

取り組みを行っている「支え合いの地域づくりネットワーク」の黒木淳子さんは「子ども食堂が宮崎市内でも増えていて地域で支援をして頂きたいと取り組みを始めています。これを機会に家庭で食べきれない食材は寄付して頂き、子ども食堂で大切に使わせてもらいたいです」と話していました。

市役所で行われている「フードドライブ」は、今月7日まで午前9時から午後4時まで受け付けています。