県庁見学ツアー申し込みの個人情報 “閲覧可能状態に”

県は、県庁内を見学するツアーに申し込んだ100あまりの団体の代表者の名前や住所などの情報がインターネット上で閲覧できる状態になっていたと発表しました。

県によりますと県庁内を見学することができる「県庁ツアー」のうち、2人以上で申し込む団体ツアーの代表者の名前や住所電話番号などの個人情報がインターネットの専用の申し込みサイトで閲覧できる状態になっていたということです。

今月16日に申し込み者から「自分以外の情報も閲覧できる」と連絡があり、県が調べた結果、これまでにこの申し込みページができた平成30年7月末から今月16日までに申し込んだ117の団体分の情報が閲覧できる状態になっていたいうことです。

委託業者が申し込みフォームをつくる際、誤って過去の申し込み者の情報が閲覧できるよう設定していたのが原因だということで、今のところ被害の報告はないということですが、県は関係する団体に謝罪しました。

県観光推進課の河村直哉課長は、「このような事態をまねき大変申し訳ない。再発防止の徹底を図りたい」と話しています。