都城市の小学校と東京 国立科学博物館を結んだオンライン授業

都城市の小学校と東京の国立科学博物館をオンラインで結んだ授業が行われ、子どもたちがVR=バーチャルリアリティーで再現された博物館の展示を鑑賞しました。

国立科学博物館では2年前から博物館が近くにない全国各地の学校とオンラインで結んだ特別授業を行っていて、16日は都城市の麓小学校で5年生と6年生の児童9人が参加しました。

授業のテーマは「生物多様性」で、子どもたちはタブレット端末を使ってVR=バーチャルリアリティーで再現された博物館の展示を鑑賞しました。

はじめに子どもたちはジャイアントパンダの剥製が仮想空間に再現された博物館のどこに展示されているかをタブレットを操作しながら探す体験をしました。

このほか、日本近海の魚やエビ、イカなどの模型や標本の展示も鑑賞するなどして多くの種類の生き物が日本に生息していることを学んでいました。

職員からは、温暖化によって日本の自然も少しずつ影響を受けていることが説明され「生態系を守るためにも豊かな日本の自然を大切にしてほしい」と伝えていました。

加した子どもたちは「展示に迫力があって驚きました」とか「自然環境が変わってしまわないために、自分にも何ができるか考えてみます」と話していました。