県が動画投稿サイトに公式チャンネル “柔らかい”動画発信

宮崎県は全国に魅力を発信しようと、動画投稿サイトに新たな公式チャンネルを設けました。
コンセプトは“柔らかい”動画です。

県が動画投稿サイト「YouTube」に新たに開設した公式チャンネルは「みやざきひなたch」で、愛称は「みやひなch」です。

これまでも県はYouTubeでの情報発信は行っていましたが、今まで情報が届きにくかった人に魅力をPRしようと新しい公式チャンネルを設けました。

行政の“堅い”イメージを払拭(ふっしょく)するために親しみやすさを全面に押し出そうと、“柔らかい”動画がコンセプトです。

新たなチャンネルでは、地元出身のユーチューバーが軽快なトークで繰り広げる宮崎の魅力や課題を県民に聞く動画や、先月のG7農相会合に関連して食の魅力を再発見しようと宮崎市の飲食店の料理対決の動画などが投稿されています。

このうち、料理対決の動画では宮崎牛や地鶏などを使った料理が披露されていて、これまでの県の動画は再生回数が伸び悩んでいましたが、2つの動画を合わせた再生回数は公開から1週間余りで2万回を超えています。

県は月に4本程度の動画を投稿することにしていて、今後は、動画投稿アプリ「TikTok」でも同じ内容の短い動画を発信していくことにしています。

県では今後、動画を見た人の年代や人気の動画の傾向などを分析することで、さらなる発信力強化につなげたいとしています。