小学校の給食にゴキブリ混入 都城
26日、都城市の小学校で提供された給食のサラダに、ゴキブリが混入しているのが見つかり、教育委員会が混入経路を調べています。
都城市教育委員会によりますと26日、市内の小学校で配膳中の給食のアスパラのサラダの中に、全長3センチほどの死んだゴキブリ1匹が混入しているのを担任が見つけました。
サラダは市が委託する都城学校給食センターで作られ、この学校を含めて市内6つの小学校に提供されていましたが、これまでのところ、ほかの学校では混入の報告はないということです。
一方で、ほかの学校ではすでに給食を食べていたということで、児童の体調に変化があった場合は学校に連絡するよう呼びかけています。
どこで異物が混入したのかは分かっていませんが、センターでは今月22日に害虫駆除を行っていたほか、26日の機材や設備の確認でも異常は確認されなかったことから、27日以降の給食については、通常どおり提供するということです。
都城市の小中学校では、おととしにも1年間で4回の異物混入が起きています。
都城市教育委員会では再発防止のため、給食を調理する際の目視確認を徹底するほか、食材の納入業者にも注意喚起を行うことにしています。