宮崎県議会議員選挙で当選 39人に当選証書
9日行われた県議会議員選挙の当選者に当選証書が手渡されました。
県庁の講堂には無投票当選を含む新たな県議会議員39人が集まり、県選挙管理委員会の茂雄二委員長から当選証書を受け取りました。
今回の県議会議員選挙では全体のおよそ3割にあたる12人が新人で、平均年齢も57.7歳と選挙前から6歳ほど若くなり、“新陳代謝”が進みました。
最年少は宮崎市選挙区選出で36歳の山口俊樹氏です。
また、女性候補者にも注目が集まり、宮崎市選挙区では山内佳菜子氏、延岡市選挙区では内田理佐氏がそれぞれトップ当選を果たしました。
一方、多くの新人が立候補したにもかかわらず、全体の投票率は40.75%とわずかな伸びにとどまり、過去2番目に低くなりました。
県選挙管理委員会の茂委員長は「投票率はかろうじて40%台で危機感を抱く結果であったが、選ばれた議員には新人も多く、議会の活性化を期待したい」と話していました。
今回当選した議員の任期は今月30日から4年間で、来月16日に臨時の県議会が開かれ、新しい議長と副議長が選ばれる予定です。