障害者支援施設でえとの「うさぎ」の置物作り 日南市
日南市にある障害者の支援施設で、来年のえとの「うさぎ」をかたどった置物作りがピークを迎えています。
日南市にある障害者の支援施設、「つよし寮」では毎年この時期に、次の年のえとをかたどった陶器の置物を作って販売しています。
師走に入り制作はピークを迎えていて、1日は施設の利用者3人と職員らが粘土を板状に伸ばしたりうさぎの形にしたりする作業を行いました。
そして焼き上がった作品を窯から取り出し、サンドペーパーで磨いて手触りの良い置物に仕上げていました。
置物は高さ8センチでうさぎが満月の中で上を向いた姿が表現されていて、新年が飛躍の年になるようにとの願いが込められています。
素朴で温かみのあるこのえとの置物には毎年県内外から注文が入るため、ことしも年末までに300個を用意するということです。
施設の職員の長友豊さんは「ことしも利用者の皆さんが頑張ってえとの置物作りをしています。ぜひ、皆さまの家に飾っていただきたいです」と話していました。