テゲバジャーロ下部組織から初の昇格 新城選手が入団会見
下部組織から初のトップチーム昇格です。
テゲバジャーロ宮崎の18歳以下のチームに所属する新城暖基選手が、13日宮崎市で入団会見を行い、「チームを勝たせられる選手になりたい」と抱負を述べました。
会見は新城選手が通う宮崎学園高校で行われました。
新城選手は西都市出身の18歳で、テゲバジャーロの18歳以下のチームに所属するミッドフィルダーで、今シーズン、県3部リーグの11試合で15得点を挙げるなど得点力が魅力です。
テゲバジャーロの下部組織には小学生の時から所属していて、18歳以下のチームでは1期生として活躍し、クラブ史上初めて、下部組織からトップチームへの昇格を決めました。
入団発表会見で新城選手は「今後昇格を目指す後輩たちの手本になるような存在になっていきたい。ようやくスタートラインに立てたので、選んでくれたクラブや家族への恩返しとなるよう、チームを勝たせられる選手になりたい」と抱負を述べました。
また、会見に同席したテゲバジャーロ宮崎の松村拓幸強化部長は「1期生だからと昇格ありきで選んだわけではなく、トップチームで選手としての活躍を期待している。18歳以下とJ3の差は大きいと思うが、ゆくゆくはホームスタジアムを沸かせてくれる選手になってほしい」と話していました。
新城選手が会見を行った宮崎学園はテゲバジャーロと3年前から連携協定を結んでいて、18歳以下のチームに所属するおよそ20人が宮崎学園高校に通っています。
また週に2回、グラウンドを貸すなどの支援も行っているということです。