台風14号の宮崎県の被害額 540億円近くに

台風14号による県内の道路や農作物などの被害の総額は、7日時点で540億円近くに上ることが県のまとめで分かりました。

これは、7日開かれた県の災害対策本部会議で報告されました。

県によりますと、台風14号による県内の道路や農作物などの被害箇所は、7日時点の速報値で5406か所、被害総額は539億4800万円に上るということです。

これは、この30年間では県内に甚大な被害をもたらした平成17年の台風14号の1288億円余りに次ぐ金額です。

内訳をみると、被害が最も大きいのは「土木関係」です。

▽道路の崩落などの被害が1021か所、▽護岸の決壊など河川の被害が315か所で、被害額は合わせて328億3400万円に上っています。

次いで多いのは、農作物や農業施設などの「農業関係」の被害で、合わせて101億9300万円となっています。

このほか、「森林関係」や「水産関係」などにも幅広い被害が報告されています。

県では、被害の規模は今回の取りまとめでおおむね把握できたとして、今後はさらに詳しい調査や復旧活動などを進めていくことにしています。

河野知事は「宮崎県としては甚大な台風災害だった。被災者への支援など迅速な対応が必要だ」と話していました。