西都市にイスラム教の「ハラール認証」食肉処理施設 建設へ

イスラム教の戒律に従って牛肉を加工していることを示す、「ハラール認証」の基準を満たす食肉処理施設が県内で初めて西都市に建設されることになり、市と運営会社が3日、立地協定を結びました。

施設を建設するのは、去年、西都市に設立された牛肉の加工会社「SEミート宮崎」で、3日、市役所で有田米増社長と橋田和実市長が立地協定書に調印しました。

新たな施設は、イスラム教の戒律に従って牛肉を加工していることを示す、「ハラール認証」の基準を県内で初めて満たすものになるということです。

県によりますと、昨年度の県産牛肉の輸出額は過去最高のおよそ69億円に上り、今回の施設の建設によって、東南アジアや中東などイスラム教徒の多い国への輸出拡大が期待されるということです。

食肉処理施設は再来年に操業を始める予定で、今後60人余りの新規の雇用を見込んでいるということです。

橋田市長は「久しぶりの大型の企業立地の案件で、非常に期待している。畜産業全体の活性化にもつながっていくと思うので支援をしていきたい」と話していました。

有田社長は「ハラール対応の処理をして輸出することで、農家の経営の安定につなげ、力を合わせて切磋琢磨しながら頑張っていきたい」と話していました。