台風で床上浸水の美郷町 今も被災者が宿泊施設で避難生活

台風の影響で床上浸水の被害があった美郷町では、1週間がすぎた今も被災した人たちが町内の宿泊施設で避難生活を続けています。

美郷町では耳川沿いの地域を中心におよそ40戸が床上や床下の浸水被害を受け、一時は町内のコミュニティセンターで寝泊まりをする人もいました。

こうした中、町の第三セクターが宿泊施設などを運営している「石峠レイクランド」では台風から1週間がすぎた今も町内の9世帯24人が施設のコテージなどで避難生活を続けています。

このうち自宅が床上30センチ浸水した田村実さん(64)は、家族3人で避難生活を送っていて、食事は炊き出しのほか町から支給された非常食などを食べて過ごしているということです。

田村さんは「コテージを無料で提供してもらいありがたい。浸水は平成17年に続き2度目なので、地域の人は同じ場所に住み続けられるのかどうか今後を心配している」と話していました。

また、同じ場所で避難生活を送っている三股ふくえさん(73)は、今は仕事を休み、自宅の片付けを続けていますが、疲れが溜まりあまり眠れない日々が続いているといいます。

三股さんは「疲れとストレスが溜まっていて朝3時頃に目が覚めることもある。1日も早く家に帰りたい」と話していました。

町によりますと、来月上旬までは、コテージでの受け入れを続けるということですが、それ以降は希望者は町営住宅などに入居できるよう準備を進めているということです。