台風14号 18日夜遅くに宮崎県に最も近づく見込み

大型で非常に強い台風14号は非常に強い勢力を保ったまま18日夜遅くに宮崎県に最も近づく見込みです。

県内では18日午後6時までの1時間に椎葉村で56.5ミリ、都城市で51.5ミリの非常に激しい雨が観測されました。

今月15日の降り始めから夕方6時までの総雨量は美郷町南郷で694.5ミリ、諸塚村で605.5ミリ、都城市で561ミリなどと700ミリ近くに達している所もあります。

気象庁は午後4時10分、宮崎県北部で線状降水帯が確認され非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

宮崎県では数十年に一度のこれまで経験したことのないような大雨となっていて、土砂災害や浸水などによる重大な災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況です。

美郷町、高千穂町、日之影町の全域、それに宮崎市、都城市、三股町、木城町の一部の地域には、5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5の「緊急安全確保」が出されています。

気象庁は、周囲の状況を確認し、避難場所までの移動が危険な場合には近くの頑丈な建物に移動したり、外に出るのがすでに危険な場合は建物の2階以上で崖や斜面と反対側の部屋に移動したりするなど、少しでも命が助かる可能性が高い行動を取るよう呼びかけています。

台風の接近に伴って、このあとも、さらに雨が強まる見込みで、1時間に予想される雨量は19日にかけていずれも多いところで80ミリと予想されています。

19日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで400ミリに達する見込みです。

この時間、県内のほとんどが風速25メートル以上の暴風域に入っていて、小林市では午後2時11分に41.1メートルの最大瞬間風速を観測しました。

19日予想される最大瞬間風速は、北部平野部で50メートル、南部平野部で45メートル、山沿いで45メートル、海上では50から60メートルとなっています。

沿岸の海域はすでに、うねりを伴って大しけとなっていて、高潮への警戒も必要です。

気象台は土砂災害に最大級の警戒をするとともに、低い土地の浸水、川の氾濫、暴風やうねりを伴った高波、高潮に厳重に警戒するよう呼びかけています。