「宮崎県いじめ問題子供サミット」 県内の小中学生が意見交換

県内の小中学生がいじめの問題について対策などを考える、オンラインの意見交換会が開かれました。

県によりますと、令和2年度に県内の公立の小中学校と高校、それに特別支援学校で確認されたいじめは1万741件に上り、児童や生徒1000人当たりでみると、全国で2番目に高い水準です。

「宮崎県いじめ問題子供サミット」と銘打たれた19日の意見交換会には、いじめの問題について積極的に取り組んでいる県内7つの小中学校の児童や生徒がオンラインで参加しました。

はじめに県教育委員会の黒木淳一郎教育長が「きょうを通じて皆さんや学校が成長することを願っています」とあいさつし、そのあと子どもたちが日頃の取り組みを発表しました。

このうち▽延岡市の東小学校からは、児童1人1人が人に言われてうれしかったことばを書いて貼りだしたことが紹介されたほか、▽宮崎市の大淀中学校からはいじめが起きないよう生徒が心がけるべき行動指針を作成したことが発表されました。

また、個人でできる対策などについても意見を出し合いました。

会の最後には県いじめ問題対策委員会の委員長増田良文弁護士が「コロナ禍も相まってコミュニケーションを取るのが難しい時代ですが、きょう話したいじめ防止の取り組みを拡散していってほしい」と訴えていました。